ニガテ意識を克服する!一点突破学習「論説文」~心理的ストレスから子どもを解放する科学的アプローチ~

みなさん、こんにちは!スタッキーです。

学習を進めていると何を勉強しているのか分からなくなることはありませんか?
わが家では国語がまさにその状況におちいっていますw

長い問題文を読み終えて設問をみると「75字で答えよ」などと言われツラい作文がはじまる。
そんなことを繰り返すウチに国語がよく分からないというモヤモヤ感がつのっていきます。

しかし、国語といえど時間内に正解を導くためのアプローチがないはずがありません。

今回は、わが家で実施した一点突破学習「論説文」についてお伝えしたいと思います。

スタッキースタッキー

この記事は次のような人におすすめ!
・作文や読書はニガテだけど国語のスコアはどうしてもあげたい
・ 回答用紙のマス目の多さにおびえる生活はそろそろ終わりにしたい
・サイボーグのように長文問題を処理する究極のメカニズムがほしい
・読解力という謎の能力のために鉄ゲタでうさぎ跳びする自信がない     

論説文をトクための知識とスキルを手に入れたい方は必見です!
それではどうぞ!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

国語の森で道にまようとたいへん危険です

国語で何を学んでいるのかよく分からない

国語といえば「読解力」と言われ、あまりピンとこないまま本を読んでみたりします。
あと、長文問題をトキまくるパターンや漢字をカキまくるみたいな根性論も多い気がします。

でも、そんなことですぐにスコアが上がるはずがないので、結局長続きしないんですよね。
今やってる勉強で何のスキルが身についてんの?って話になると答えられないんです。

さらに学校ではたまに作文を書かされて、それも国語ギライに追い打ちをかけてました。
大人でも文章を書くのが得意じゃないというヒトは少なくないですよね。ひきずってますw

学校で作者の意図とか心情を理解するみたいな話を聞いてかぶれてしまうこともあり。
テスト中に作者の気持ちを読み取るみたいな、メンタリストまがいの所業にでることも。。

そんなことばかりしていたので、正直わたしは国語がめちゃくちゃニガテでした。

テスト中には、ふと、この問題、ホントに正解あんの?と思ったものです。

地図や武器を持たずに戦うことは勇気なのか

【スタッキー】小学生の国語_論説文」子どもに「回答プロセス」という地図と「文章サーチ」という武器を持たせよう!

読書というマラソン、作文という筋トレで鍛えた猛者であっても国語の森はたいへん危険です。

レベルの高い森に迷い込めば、「難解な言い回しの本文」に体力をゴリゴリ奪われていきます。
さらにクエストには「厳しい制限時間」が課されており、焦りがミスを生むことさえあります。

この恐怖の森に手ぶらで入っても良かったのでしょうか?そこでわたしは考えたのです。

子どもに「回答プロセス」という地図と「文章サーチ」という武器を持たせよう!

というのは冗談です。

しかし、ある程度論理的に問題に対処できたらラクになるのではと考えたのは本当です。

そこで、直近のテーマであった「論説文」を対象に一点突破学習法を考えてみました。
なるべく心理的なストレスから子どもを解放するアプローチをとりたいとも思ってます。

論説文のスコアを上げる4つの重要ポイント

1.設問で問われていることに正確に反応する

どの教科でも落とし穴になるのが、聞かれていることに答えていないパターンです。

ということで、ここでは「論説文」でよく聞かれる設問の種類を取り上げてみたいと思います。

設問の種類とキーワード
  1. 筆者の主張を問う問題:主張、意見、考え
  2. 根拠や理由を問う問題:なぜ、理由、ため
  3. 事実や例示を問う問題:何、どのような、例、こと
  4. 指示語が指す内容を問う問題:何を指しますか、この、これらの
  5. 接続詞を選択する問題:接続語

大きく分類すると(1)~(3)は論説文ならではの要素を聞く問題になっていることが分かります。

そして、文の意図を正しく把握できているかを問う(4)と(5)の問題がよく登場します。
で、実際にスコアがブレるのは前者の3つで、コレを区別できると一歩前進すると思います。

わが家では、設問中にキーワードが登場したらマルをつけるという練習をしていきました

次に、マルのキーワードに対して主張・根拠・事実をひもづける訓練を追加します。
まったく問題をトク必要がないので気持ちいいくらい楽な練習です。

【スタッキー】小学生の国語_「論説文」キーワードに対して主張・根拠・事実をひもづける

たったこれだけのことですが、かなり失点を防ぐことができるようになります。

(4)と(5)については、対応方法が国語全体で一定なので簡単に触れるにとどめます。
指示語の問題は、指示語が単数か複数かに注意しつつ、前方から文章を特定します。

接続語の問題は、前後の文章の関係性からパターンを識別して回答します。

この辺りは別途チートシートなどに整理してみたいと思います。

2.文字数指定に対応した回答の作り方を知る

設問で文字数が指定されている場合、文中から抜き出すべき文章の数が概ね与えられています

具体的には、文字数を30で割る方法があります。
例えば、75文字の場合は2.5であるため2~3の文章で回答を作成すればよいと考えます。

こうすることによって、抜き出す文章の数が特定できるので悩まずに効率よく回答できます。
抜き出す文章の長さは、主語+述語+目的語が揃っている感じで25文字~30字程度です。

長めの単語が含まれたり、形容詞がつくと30文字程度になるくらいに考えてください。

【スタッキー】小学生の国語_「論説文」文字数指定に対応した回答の作り方を知る

これだけで文章の探し方が変わってきますので、訓練前よりは部分点を拾いやすくなります。

ここまでのことが分かってきたところで、長文問題の学習方法を変更していきます。
一般的に問題をたくさん解くのは有効だと言われていますが、注意すべき点があります。

それは、自身が生み出した誤った回答を何度も目にするという点です。
同じ問題に再度挑戦して2度目も同じ回答を書いているようなら、この現象が起きています。

これは非常に危険です。なぜなら貴重な人生をムダな勉強に費やしているからです。
そのような場合、問題をといた翌日と翌々日は、問題文と「正答」だけを読むようにします。

んっ?!効果あるの?と思われるかもしれませんが、正直こちらの方が効果が高いです。
翌日はまだ問題を覚えていますし、「正答」を見慣れると識別眼がやしなわれるからです。

【スタッキー】小学生の国語_「論説文」「正答」を見慣れると識別眼がやしなわれる

何度も問題をとくことで「自身の誤った回答を覚えてしまう」ことは絶対に避けましょう!

3.本文から文章を抜き出すテクニックを学ぶ

やっと論説文の本題に入ってきました。

ココまでで答えるべきものや回答の仕方が分かったので、探すことに集中できる気がします。
いよいよ文中に散りばめられた点数をうまく拾い集めるフェーズに入ります。宝探し。

【スタッキー】小学生の国語_「論説文」本文から文章を抜き出すテクニックを学ぶ

論説文は著者の意見を主張するための文章で、三つの重要な要素で構成されています。
それは、「主張」「根拠」「事実」の3つです。そうです。設問の(1)~(3)と対応しています。

わたしは〇〇と思ってまーす。なぜかってーと〇〇だからです。具体的には〇〇です。
みたいな流れですかね。これらを探すキーワードがあると便利ですよね。

あります!それが接続語と文末表現です

論説文の各要素と接続語・文末表現
  • 主張:つまり、すなわち、ようするに、~べきである、~はよくない
  • 根拠:なぜなら、というのは、~だからである、~なのである
  • 事実:たとえば、いわば、具体的に、~がある
  • 反証:しかし、一方で、~ともいえる

ココで「反証」というのを1つ追加しています。

反証は著者の意見をもっともらしくするために。反対の意見を示して打ち消すことを指します。
マイナスの主張くらいに考えておいてもらえればよいと思います。

文章の抜き出しは問題をとく際に接続語や文末表現にマルをつけるだけです。
慣れるまで大問を2問くらいとかないといけませんが、ココは我慢してやってみましょう!

さらに「主張」を探す方法はもう1つありますので、そちらもご紹介しておきます。

それは、多くの場合「主張」は、文章の「最初」か「最後」にあるというルールです

これは色々なテキストにのっているのでおさらいだけにしておきます。

文章構成の型:まとめの位置による分類
  • 頭括型:前)まとめ 後)
  • 尾活型:前)    後)まとめ
  • 尾活型:前)    後)まとめ

ちなみに文章を抜き出すときに文字数をかぞえる子がいますが、アレは卒業しましょう。
1行の文字数はおおむね決まっているので、テスト開始時にどのパターンか見ればOKです。

テストの時間には文字数をかぞえる時間は含まれていないので慣れておいた方が得です。
そもそも文字数が多少ズレても、削ることも増やすこともできるので安心しましょう。

4.ブラック定規で一発読みのスキルを獲得する

よく子どもから「国語のテストで時間が足りなかった」という言葉を聞きます。

そこで、テスト時間と問題数から大問1つにかけられる時間を割り出してみました。
例えば、50分のテストで語彙の大問1つと長文の大問2つに対応するとします。

この場合、普通は、語彙10分、長文①20分、長文②20分くらいで割り当てることになります。
そうすると、論説文1つにかけられる時間が20分であることが分かります。

20分の間に5000字程度の本文を読み、5問~7問の設問に回答することになります。
時間配分としては、本文7分、設問13分くらいになるでしょうか。

つまり、700字/分の速度で一定に本文を読み続け、内容を理解する力が必要になってきます。
で、最初に思いつくのが読むスピードや集中力を高めるというはてしない旅です。

でも、なんか腑に落ちない。子どもが時間を消費しているのはソコじゃない気がします。
色々試案した結果、最大のムダは「2度読み」にあることが分かってきました

【スタッキー】小学生の国語_「論説文」ブラック定規で一発読みのスキルを獲得する

一定の時間で文章を読み、一発で内容を理解して回答することが高速化の”肝”なのです。

そのための訓練は、「定規あて」です。

ヒトが文章を読むときにはどうしても隣の行が目に入り、情報が素直に理解できないようです。

そこで、定規を当て余計な文章が目に入らない状態にして文章を読むクセを身につけます。
実際にやってみると分かるのですが、読んでいるスピードは前より少し遅く感じます。

しかし、問題をトキ終わるまでの時間は以前より断然はやくなっています。
ようするに理解できていない状態で「読むスピード」をあげるのは危険ということです。

なぜなら、設問に回答する際に文章を何度も探すというムダな時間が増えるからです。
テスト時間には余裕がないため「2度読み」がもたらすひっ迫感は想像以上のものでしょう。

スタッキースタッキー

国語の調子どう?

ボヤッキーボヤッキー

文字と一体化してるような感じで文章が入ってくる。
調子がいいときはスラスラとける。
それに、ブラック定規にはナラデワの魅力があんのよ。

すいません。翻訳できそうにありません。

レイメイ藤井 定規 見やすい 白黒定規 30cm ブラック APJ281B
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快適に問題をトクための2つの追加ポイント

論説文特有の語彙とコロケーションを知る

前述の基本訓練でもかなりスコアアップしたのですが、少しムラがあることに気づきました。

理由ですが、馴染みのない単語や言い回しが多い文章では理解スピードが落ちているのですw
ということで、一点突破学習を終えたあとの取り組みにも触れておきたいと思います。

1度でも目にしたことがある内容であれば、文章や語彙が容易に脳の中で理解されていきます。
とはいえ、色々な文章をやみくもに読むのでは、時間効率が非常にわるいです。

そこで、社会の「時事問題」を片付けながら「論説文」も理解していくことにしました

やり方はとても簡単で、社説を「キオークマン音読」してから内容を要約してみるだけです。

わが家では「天声人語」を選択しましたが、ソコは好みでよいと思います。

「キオークマン音読」ってなに?という方はこちらもご覧になってみてください。

天声人語 (単行本)朝日新聞論説委員室
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基本的には前述の方法で問題ないと思いますが、
子どもの語彙力やコロケーションが不足している場合、テストで筆圧が維持できない場合は
書き写しノートを使うのもよいかと思います。わたしは小さいころコレをやらされました。

夏休み中やらされたわたしの感想ですが、語彙力は大人並みになった気がします。
ただし、夏休みに暗い影を落とすことになるかもしれませんので本人とよく相談しましょう。

天声人語 学習用ノート(朝日新聞社)
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その他、論説文は基本的に文語なので、自宅での会話を一時的に文語限定にしてみてます。
たまにならこういう練習もよいかもしれませんね。

心静かにサイボーグのように問題を解く

まぐれ当たりを繰り返してもスコアは安定しません。
そこで、回答プロセスを手順化してあらゆるパターンに対応できることを実証していきます。

まずは、テストの開始から終了までにすべきことを手順化します。

テストでの回答プロセス
  1. 問題種別が「論説文」であるかを判別する
  2. 定規をあてながら文章を読み、一発で内容を把握する
  3. 接続語や文末表現から「主張」「根拠」「事実」と「反証」を見分ける
  4. 設問の重要箇所にマルをつけて何を回答するのかを明らかにする
  5. 指示語の問題はそれ以前の箇所から文章を抽出する
  6. 接続語の問題は前後の関係性からパターンを識別して回答する
  7. 文字数指定問題は設問の文字数から抜き出す文章の数を特定する
  8. 抜き出した文章から回答を組み立てて文末を調整する
  9. ※時間が足りなくなるので文字数は数えないこと

とにかく一定のリズムで解き続けることが重要なので慎重に対応することを大事にします
その意味では、サイボーグの心を持つことが必要なのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、一点突破学習「論説文」をご紹介しました。

テストで国語が得点源になる日がくるとは思っていませんでしたが、やってみるものですね。

一点突破学習法で論説文を学んでみよう!
  • 地図や武器を持たずに国語と戦うのはたいへん危険です!
  • 文章を探すための地図を手に入れサーチ能力を極限まで高めましょう
  • 論説文は問題文に埋まるスコアを掘り当てるスポーツかもしれません
  • 定規は国語のテストで最高のパフォーマンスを発揮する武器です

このブログで取り上げた手法の一部は「説明文」や「随筆文」にも転用できるようです。
それもあり、国語のスコアが急速に改善し、高いレベルをキープするようになりました。

本人はスコアが上がったことに気づいていないようなので黙っておきましょうw