2025 時事ニュースまとめ 〜政治・経済・国際編〜

みなさん、こんにちは!スタッキーです。
中学入試の社会では、多くの学校で毎年出題される「時事問題」。
2026年入試を目指す受験生にとって、2025年のニュースはまさに本番に直結する重要テーマです。

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この記事は次のような人におすすめ!
・2026年入試に向けて、時事ニュースを効率よく整理したい
・どのニュースが入試に出やすいのか、要点を押さえて学びたい
・親子でニュースを読みながら、社会のしくみを楽しく学びたい
・秋以降の学習で、何から時事対策を始めればいいか迷っている

2025年は、政治の変化、経済のゆれ、国際社会の動きなど、まさに「学びの宝庫」ともいえる一年でした。
ニュースを覚えるだけでなく、「なぜそれが話題になったのか」「どんな背景があるのか」を考えることが、得点アップへの近道です。
それではどうぞ!

時事ニュースのチートシートは現在作成中です、完了次第こちらに掲載予定です。

2025年の時事ニュースをふり返ろう

11月からはいよいよ「時事対策シーズン」のスタートです。
塾や出版社からは毎年、時事問題集やニュースまとめが続々と登場します。
12月になると人気の教材が売り切れることもあるので、11月上旬には1冊決めて手に入れておくのが安心です。
まずは軽く全体を読み、入試で出そうなポイントをチェックするのがおすすめ。
家庭学習では、1冊を何度も読み返して理解を深めることが効果的です。
そして今回は、2025年のニュースの中から政治・経済・国際分野の注目トピックスをピックアップしてご紹介します。

ニュース最前線 2025 四谷大塚
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2025年の主な政治ニュース

与党が敗北した参議院選挙 ― 二院制のしくみをおさらい

日本の国会は「衆議院」と「参議院」からなる二院制です。
参議院の任期は6年で、3年ごとに半数ずつ選挙が行われます。
2025年の参議院選挙では、与党が議席を減らす結果となり、政治のバランスが変化しました。
入試では、「衆議院と参議院の違い」「選挙権の年齢」「議員の定数」などの基礎を押さえておきましょう。
特に「衆議院は解散がある」「参議院は解散がない」という違いは頻出ポイントです。

石破首相、辞任を表明 ― 内閣と国会の関係を理解しよう

2024年に発足した石破内閣でしたが、翌年の2025年に石破首相が辞任を表明しました。
政治ニュースとして注目されたのは、「首相の選ばれ方」や「内閣のしくみ」、「衆議院の解散の流れ」です。
覚えておきたい基本は、内閣総理大臣は国会議員の中から国会が指名する、天皇が形式的に任命する、といった、日本の議院内閣制のしくみです。
首相交代のニュースは、政治制度の理解を深める良いきっかけになります。

2026年入試用重大ニュース 時事問題に強くなる本
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戦後80年 ― 平和の大切さを見つめ直す

2025年は、第二次世界大戦の終結から80年の節目の年。
日本各地で、平和や命の尊さを考える催しが開かれました。
戦争の反省から生まれた日本国憲法の三大原則(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)をあらためて確認しておきましょう。
また、戦前の「世界恐慌 → ブロック経済 → 満州事変 → 日中戦争 → 太平洋戦争」という流れは、入試の定番です。

沖縄・普天間基地の移設問題 ― 名護市辺野古へ

沖縄県宜野湾市にある普天間基地は、住宅地の中心に位置するため危険が指摘されています。
このため、名護市辺野古(へのこ)への移設計画が長年議論されてきました。
ニュースをきっかけに、沖縄の地理(那覇・名護の位置)や戦後の歴史(アメリカ統治から1972年の返還まで)を復習しておくとよいでしょう。
入試では、「沖縄の歴史」「基地問題」「地図問題(位置関係)」などが出題される可能性があります。

2025年の主な経済ニュース

「トランプ関税」で揺れる世界経済

アメリカのトランプ政権が再び関税を引き上げ、日本の自動車や電子機器の輸出にも影響が出ました。
なぜ関税を上げるのか?それは、国内産業を守るため(保護貿易)です。
保護貿易とは、外国からの安い商品が国内にたくさん入ってくると、国内の会社(産業)が損をしてしまうのを防ぐために、政府があえて「関税(輸入品にかける税金)」を高くするなどして、国内産業を守ろうとする貿易のしくみのことです。
このニュースでは、「自由貿易」「保護貿易」「為替」「輸出入」などのキーワードをセットで押さえておきましょう。
入試では、グラフや図を使って「貿易と経済の関係」を問う問題が出ることもあります。

2026年中学入試用 サピックス重大ニュース
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続く物価上昇 ― インフレのしくみを理解しよう

2025年も、食料品や日用品の値上がりが続きました。
この「物価高(インフレ)」の背景には、エネルギー価格の上昇や円安、世界的な供給不足などがあります。
商品の価格は「需要と供給のバランス」で決まります。
また、日本銀行(日銀)は金利や金融政策で物価の安定を目指しています。
入試では、「物価」「景気」「日銀の役割」「金利」などが問われやすいので、基礎をしっかり整理しておきましょう。

円安が進む日本 ― 円相場の変化と生活の関係

画像:TBS CROSS DIG with Bloomberg 

2025年は円安が続き、外国人観光客が増え、日本の輸出産業には追い風となりました。
一方で、輸入品(食料・燃料など)は高くなり、生活コストが上がるという影響も。
逆に円高のときは、輸入が有利になりますが、輸出企業にとっては不利になります。
円安・円高それぞれのメリットとデメリットを整理しておきましょう。
また、グラフ問題では「円相場の動き」と「輸出入の関係」がセットで出ることが多いので、図で理解しておくのがおすすめです。

2025年の主な国際ニュース

トランプ大統領、再びホワイトハウスへ

アメリカでトランプ政権が再び発足し、世界経済や国際関係に影響を与えました。
「アメリカ第一主義」を掲げ、関税の引き上げや移民対策の強化などを進めています。
入試では、アメリカが世界経済に与える影響や、歴代の代表的な大統領(ワシントン、リンカーン、ケネディなど)を確認しておきましょう。

終わらない中東の衝突 ― ガザとイスラエルの現状

イスラエルとパレスチナの対立が続き、ガザ地区ではハマスとの衝突が深刻化しています。
イスラエルとヨルダン川西岸地区の位置を地図で確認し、パレスチナ問題の歴史的背景を理解しておきましょう。
入試では、宗教(ユダヤ教・イスラム教・キリスト教)や民族対立の観点から問われることもあります。

長期化するロシア・ウクライナ戦争 ― 世界への影響

2022年に始まったロシアのウクライナ侵攻は、2025年で3年目に入りました。
長期化する戦争の背景には、旧ソ連の崩壊とNATO(北大西洋条約機構)拡大の経緯があります。
入試では、「冷戦」「東西分裂」「国際連合」などのキーワードとともに整理しておきましょう。

日韓関係が節目の年に ― 国交正常化から60年

1965年に結ばれた「日韓基本条約」から、2025年で60年を迎えました。
日本と韓国の経済・貿易関係は深まっていますが、領土や歴史認識をめぐる課題も残っています。
入試では、日韓の関係史や主な貿易品目、日本の領土問題(竹島など)に関連する設問が出題されることがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、2026年入試に向けて押さえておきたい「2025年の主要ニュース〜政治・経済・国際編〜」をピックアップしてご紹介しました。
政治・経済・国際のニュースは、社会のしくみや世界の動きを理解するうえでとても重要なテーマです。

時事ニュースは、社会のしくみを知る最高の教材!
  • 11月からが時事対策のベストシーズン!
  • 政治・経済・国際の動きを通して「今」を理解できる
  • 親子で話すことで、考える力・表現する力も育つ
  • ニュースの背景や理由をセットで理解することが大切

これからも、入試や学習に役立つニュース・テーマをわかりやすく紹介していきます。
次回は、「社会・文化」や「科学・環境」の注目トピックをお届けします。
では、また〜