みなさん、こんにちは!スタッキーです。
難関女子校を目指す家庭の中で、必ず名前が挙がるのが「女子学院中学校」です。
制服や細かい校則がなく、生徒の自主性を尊重する明るく自由な校風が多くの受験生と保護者の憧れの的となっています。
そこで今回は、女子御三家のひとつである女子学院中学校についてご紹介します!
この記事は次のような人におすすめ!
・志望校のひとつとして女子学院中学校を検討している
・女子学院の教育方針や自由な校風について知りたい
・進学実績や入試傾向を参考にして受験対策を進めたい
・中学受験を通じて、将来につながる学びの環境を整えたい
女子学院中学校について、受験に関する基本情報や過去のデータを整理してみました。
それではどうぞ!
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学校に関するデータの確認
学校の基本情報

女子学院中学校は、1870年の創立以来、キリスト教のプロテスタント精神を基盤とした教育を行っている中高一貫の女子校です。
東京都千代田区一番町に校舎を構えており、皇居の至近という都心にありながら充実した設備を誇ります。
| 主体 | 私立 | 形態 | 中高一貫校 | 体制 | 女子校 |
| 設立年 | 1870年 | 住所 | 東京都千代田区一番町22-10 | ||
| 理念 | 自らを治める高い知性と高尚な志、神と人とに仕える自立した女性の育成を目指す | ||||
| 入学料※ | 380,000円 | 授業料※※ | 約856,220円 | 学費合計 | 約1,236,220円 |
| 別途、入学後に寄付金1口10万円(3口以上)のお願いあり ※※授業料のほか、施設費・冷暖房費・JG会費・生徒会費・旅行積立金・クラス費の月額合計(71,290円)の12ヶ月分と、初年度4月のみ加算される防災費(740円)を合わせた年額です。別途、教材費やICT機器購入費用などが必要です。 2025年時点の入試要項に基づく概算値です。 (2026年度生徒募集要項データに基づく初年度概算値) |
|||||
本校の最大の特徴は、制服やこまかい校則がなく、生徒の自主性を尊重する明るく自由な校風です。
ただし、「主を畏れることは知恵の初め」という聖句が示すように、真の自由は責任を伴うものとして、他者との違いを受け入れ、自分らしい生き方を創り出していくことが求められます。
中高一貫の教育体制と授業週5日制を堅持しており、毎朝の礼拝から一日が始まります。
また、多くの実験や観察、体験、そして生徒同士のディスカッションを授業や行事に取り入れているのが特徴です。
卒業生の進学実績

女子学院の進路指導は、単に有名大学への進学を目的とするものではなく、生徒が自ら学ぶ方法を身につけ、自分の進むべき道を見つけることを手助けすることに重きを置いています。
そのため、学校として合格実績を前面に押し出すことはしていません。
しかしながら、東京大学をはじめとする最難関大学へ毎年多くの合格者を輩出しています。
| 2024年 | 2025年 | 2026年 | |
|---|---|---|---|
| 東京大学 | 26名 | 28名 | 28名 |
| 京都大学 | 7名 | 7名 | 7名 |
| その他国立大 | 15名 | 12名 | 16名 |
| 早稲田大学 | 127名 | 165名 | 155名 |
| 慶應義塾大学 | 73名 | 95名 | 82名 |
| 上智大学 | 82名 | 106名 | 70名 |
| 東京理科大学 | 95名 | 85名 | 114名 |
| 国公立大学(医学部医学科) | 13名 | 9名 | 20名 |
| 私立大学(医学部医学科) | 33名 | 40名 | 71名 |
| 海外大学 | ー | 9名 | 3名 |
| 合計 | 471名 | 557名 | 566名 |
| 上記の表は、いずれも既卒生(浪人生)を含めた合格者の総数です。2026年度の数値は速報値となります。トロント大学やユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンなど、海外のトップ大学への合格者数です。 | |||
また、女子校でありながら理系へ進学する生徒の割合が高く、国公立・私立の医学部医学科へも多数の合格者を出しています。
エリート塾の在籍生徒数

女子学院の生徒も、東大を目指す生徒が集う進学塾「鉄緑会」に数多く在籍しています。
年々在籍生徒数は増加傾向にあり、女子御三家の中でも高い学習意欲を持っていることがうかがえます。
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 女子学院 | 223人 | 228人 | 249人 | 255人 | 289人 |
| 桜蔭 | 820人 | 841人 | 861人 | 878人 | 900人 |
| 豊島岡 | 384人 | 374人 | 418人 | 452人 | 442人 |
| 雙葉 | 219人 | 225人 | 240人 | 247人 | 267人 |
女子学院を卒業した有名人

女子学院の卒業生は、政治・経済、学術、文芸・芸術、芸能、マスメディアなど、あらゆる分野の第一線で活躍しています。
マスメディア・芸能:膳場貴子さん、馬場典子さん、和久田麻由子さんなどの有名アナウンサーを多数輩出。
また、俳優の吉行和子さんや、アイドルの池田瑛紗さん(乃木坂46)なども卒業生です。
文芸・文化:芥川賞作家の吉行理恵さん、小説家の幸田文さん、漫画家・タレントの辛酸なめ子さん、料理研究家の有元葉子さんなど。
政治・国際・学術:日本人女性初の国連事務総長特別代表を務めた水鳥真美さんや、外務報道官の小野日子さんなど、グローバルに活躍するリーダーも数多くいます。
中学入試に関するデータの確認
過去の入試状況

女子学院中学校の募集人員は240名です。
出願条件として「親もとから通学することができ、通学に要する時間が90分以内」という厳しい制限があるのが特徴です。
| 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 試験日 | 2月1日 | 2月1日 | 2月1日 | 2月1日 | 2月2日 |
| 募集人員 | 240名 | 240名 | 240名 | 240名 | 240名 |
| 受験者数 | 709名 | 645名 | 642名 | 706名 | 1,088名 |
| 合格者数 | 276名 | 275名 | 283名 | 276名 | 280名 |
| 実質倍率 | 2.57倍 | 2.35倍 | 2.27倍 | 2.56倍 | 3.8倍 |
女子御三家の一角である女子学院は、多様性と自主性を重んじる校風が人気で毎年激戦となる女子校です。
入試日程と試験概要
通常、女子学院の入試は2月1日に行われます。
しかし、2月1日が日曜日にあたる年(いわゆるサンデーショック)は、プロテスタント校の理念に基づき入試日が2月2日に変更されます。
2026年度入試がまさにこのサンデーショックの年に該当したため、試験は2月2日(月)に実施されました。
次回、2027年度の入学試験は通常運転に戻り、2027年2月1日(月)に筆記試験と面接が実施され、合格発表は翌2月2日(火)に行われる予定です。
試験は1日で完結し、午前中に筆記試験、午後に面接が実施されます
| 内容 | 日付 | 内容 | 日付 |
|---|---|---|---|
| 出願情報登録 | 12/20〜1/15 | 学科試験 | 2/2 AM |
| 出願書類郵送 | 1/10〜1/15 | グループ面接 | 2/2 PM |
| ※女子学院の入学試験は、午前中に筆記試験(4教科)、午後にグループ面接が同日に行われます。(これは2026年入試の日程) | 合格発表 | 2/3 | |
一般的な学校と異なり、4教科すべて均等配点(各100点)で、試験時間が各40分と短いのが大きな特徴です。
4大塾の合格者推移

ここ最近の入試における大手4大塾の合格者数は以下の通りです。
SAPIXがトップですが、早稲田アカデミーや四谷大塚からも多くの合格者が輩出されています。
| 2024年 | 2025年 | 2026年 | |
|---|---|---|---|
| SAPIX | 129 | 123 | 162 |
| 早稲田アカデミー | 94 | 101 | 144 |
| 四谷大塚 | 65 | 68 | 138 |
| 日能研 | 54 | 47 | 43 |
| 合計 | 342 | 339 | 487 |
例年トップを走るのはSAPIXですが、近年は早稲田アカデミーや四谷大塚が大きく合格者数を伸ばしているのが特徴です。
特に早稲田アカデミーは、学校に特化した対策コースである「NN女子学院クラス」の実績が際立っており、全体の大きな割合を占めています。
ここ数年で右肩上がりに合格者を増やしており、2026年度入試では144名とSAPIXに迫る勢いを見せています。
入試問題の出題傾向

女子学院の入試は、「40分」という短い時間の中で膨大な問題数をこなすスピードと情報処理能力が求められます。
| 国語 | 算数 | 理科 | 社会 | |
|---|---|---|---|---|
| 配点 | 100点 | 100点 | 100点 | 100点 |
| 時間 | 40分 | 40分 | 40分 | 40分 |
| 合格者最低点/最高点 | 非公表 | |||
国語:小問集合が最大で45問近く出題される年もあり、超長文を素早く正確に読み解く力が必須です。
算数:問題が難易度順に並んでいないのが最大の特徴です。
速さや立体図形などの分野が頻出で、解ける問題と捨てる問題を瞬時に見極める「取捨選択」の力が試されます。
理科・社会:均等配点であるため、理社での得点力が合否を大きく左右します。
理科では「すべて選びなさい」という正確な知識を問う問題が出題され、社会では地理・歴史・公民の枠を超えて「暦」や「水」といった共通テーマで出題されるなど、ユニークな傾向があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「女子学院中学校」についてご紹介しました。
女子御三家として名高く、本質的な学びと自主性を重んじる素晴らしい環境が整っています。
- キリスト教精神を基盤とし、自立した女性の育成を目指す
- 制服や細かい校則がない、自由と自主性を重んじる校風
- 多方面で活躍する卒業生と、東大をはじめとする高い進学実績
- 入試は40分・4教科均等配点で、圧倒的なスピード力が問われる
女子学院中学校を目指す場合は、4教科バランスの取れた学力はもちろん、自ら考え、膨大な情報から必要なものを瞬時に判断する力を育てておくことが大切になりそうです。
今後も注目の学校について、データや特徴を引き続きご紹介していきます!






