みなさん、こんにちは!スタッキーです。
漢字がニガテで国語の文章を音読するのがつらいということはありませんか?
もし、そうなら「漢字練習帳」にひたすら写経するのを一旦やめ、他の方法を試してみましょう。
今回は、わが家で取り組んだ漢字の学習とマテリアルをご紹介します!
この記事は次のような人におすすめ!
・読めない漢字を減らして音読をラクにしたい
・漢字のトメ・ハネにまで気を配れるようになってほしい
・語彙力を高める土台づくりに漢検を利用したい
漢字のレベルを引き上げて一気に語彙力を伸ばしたい方は必見です!
それではどうぞ!
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
漢字を学習する理由について考える
語彙力は読めることから始まる
語彙力を高める方法には色々ありますが、とにかく多くの言葉に出会うことが大切です。
その意味では、本や新聞を読むというようなソリューションもよい方法だといえます。
しかし、テストで頻繁に問われる基本語彙に絞ればダイレクトに勉強した方が早いです。
それでは、語彙力を上げていくためのステージはどのようになっているのでしょうか?
学習教材をいくつか見てみると、次のように3つのステージで進むことに気づきます。
「①.言葉が読める→②.言葉の意味を知っている→③.言葉を活用できる」
ですが、小学生の頃はけっこう①でつまずくんですよね。算数でいうと計算みたいなものかな。
長文問題に読み方の分からない語句が出た時は、絶望的なほど苦しかったのを覚えてますw
中学受験では漢字の採点がシビア
中学受験では漢字のトメ・ハネ・ハライがシビアに評価されて減点対象になる場合があります。
また、近年、大手塾は週次テストの採点をオフショア化しており、その基準が厳しいことも。。
文部科学省は、常用漢字表の字体・字形について「柔軟な評価が望ましい」としています。
しかし、ヒトが評価を行う以上、減点となるケースは想定しておいた方が良さそうです。
つまり、普段から正しい書き方で漢字を学ぶことがと重要というのは間違いないでしょう。
でも、漢字は怒られやすく褒められにくいので、好きになれない子どもが多いのも事実です。
漢字が書けることを第三者に褒めてもらう機会があれば、多少は違っていくかもしれません。
ということで、わが家で実践した漢字の学習をご紹介します。
漢字の学習に役立つ3つのマテリアル
ミチムラ式漢字カード
わが家で、漢字の学習をはじめた時に最初に使用したのは「ミチムラ式漢字カード」です。
漢字を1つずつカード形式にし、パーツに分解して音で覚えられるようにしたカードです。
たしか、わたしも小さいころ、学校で「豆」は「イチ・クチ・ソ・イチ」などと習いました。
このカードでは、その分解がすべての漢字に行われているのです。ものすごい情熱を感じます!
書かずに「トナえるだけで漢字が書けるようになる」というフレーズも非常に魅力的ですw
わが家で購入したときは単色のカードだったのですが、今はより見やすくなっているようです。
各学年でカードの色が分かれており、覚える漢字を手に持って意識できるのもいいですね。
はじめて習う漢字をまとめて見渡す時や苦手な漢字を覚えなおす時はこのカードが役立ちます。
現在では「漢字eブック」というイメージしやすいデジタルブックも出ているようですね。
もし、漢字にニガテ意識があるなら、一度ためしてみましょう。
漢字学習ステップ
もはや、漢検の定番教材といえば「漢字学習ステップ」と言っても過言ではありません。
漢字表と練習問題を1セットにしたステップをこなすことで確実に歩を進めることができます。
ウチでは漢字表1ページを3回読み、すぐに練習問題を解いてみるという方法で対応しました。
そして、練習問題でバツになったところだけ、漢字表を見直して覚えるという流れです。
このマテリアルの良い点は、常に一定のペースで学習を進められることです。
漢字の学習は、習慣化により負荷が抑えられる分野の1つなので、これはとても大事です。
漢字学習ステップの進め方(わが家のプロセス)
- 漢字表の内容を声に出して3回読む
- 漢字練習ノートに正しい書き順で字を埋める
- 練習問題をひととおり解いてみる
- 採点して間違えた箇所を訂正する
- 力だめしと総まとめを片付ける
これだけでは、触れられる語彙に限界があるのでは?と不安になるかもしれません。
そんな方には、前年の漢検の過去問13回分収録した「過去問題集」がおススメです。
過去問題集の進め方(わが家のプロセス)
- 解答用紙を準備して過去問を解いてみる
- 採点して間違えた箇所の漢字を解答用紙に写す
わが家でも学習当初は「漢字学習ステップ」と「過去問題集」をセットで活用していました。
ただし、問題を大量に解くということは採点という避けられない問題を生じさせます。
そこで、新たに後述の3DSソフト「漢字トレーニング」を導入して活用するようになりました。
漢字トレーニング
記憶モノはアウトプットするときに脳内にイメージが焼きつき、定着が進んでいくようです。
当然ながら、漢字も口にだしたり、書いたりということが一番の定着方法といえます。
しかし、正しい漢字をアウトプットできているか、〇✖をつけるのは骨が折れますよね。
そこで、わが家では「漢検トレーニング」を導入しました。
このソフトは「Nintendo 3DS」用であり、漢検10級から1級の11レベルに対応しています。
そして、過去問では「読み・書き取り」「筆順・画数」「対義語・類義語」が出題されます。
これらのカテゴリを通じて多くの用例に出会えることは語彙力を増やす上で重要です。
そして、子どもが問題を解くとすぐに自動で採点を行ってくれるのです。素晴らしいっ!
さらに「見直しモード」や「復習モード」により、間違えた漢字をすぐに定着できるのです。
タッチペンで手を動かすことで、実際に字を書く感覚を身につけられる点もグッドです。
現在は、バージョンも2に上がり、過去問22冊分と前作の2倍のボリュームに仕上がってます。
小学校の授業では漢検10級~5級、中学受験では3級までを習得しておくのがおススメです!
(漢検5級は小学6年生修了程度で累計1026字、漢検3級は中学卒業程度で累計1623字)
漢検トレーニング3DSの進め方(わが家のプロセス)
- 漢検チャレンジモードで試験を受ける
- 見直すを押して間違えた問題の解説を読む
- 復習モードで再度テストを受ける
- (2)と(3)を190点に到達するまで繰り返す
- 習得率が80%に達するまで(1)~(4)を繰り返す
なぜ、「Nintendo Switch」で出ないのか不思議に思うほど、優れたソフトだと思います。
もし使っていない「Nintendo 3DS/2DS」が家に眠っているのなら試してみる価値ありです!
ちなみに、3DS付属のタッチペンが使いづらい場合は、アップルペンシルも流用できます。
ウチの子がアップルペンシルでやってるのを見て気づきましたが、盲点ですよねw
ゲームで楽しみながら学習する方法については次の記事も参考になります。
ぜひご覧になってみてください。
楽しみながら記憶力を上げたい、という人を対象に、記憶力を上げることにつながるゲームを9つ紹介。記憶力を上げるもの、認知機能を改善するもの、スマホやゲーム機でできるものに分けて紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「漢字」の攻め方をご紹介しました。
わが家では、この方法だけで漢検10級から3級までの学習を終えることができました!
- イメージや音により漢字のパーツをおぼえる手法がある
- 漢検という「第三者が認めた資格」は子どものやる気をアップさせる
- ゲーム機が採点という悪魔を退治してくれる
漢検についてはこちらの記事にも書いています!もし、ご興味があれば見てみてくださーい!
国語・算数・英語を得意科目にしたいとは思いませんか?今回は基礎力アップを強力にサポートする検定についてご紹介します。基礎力の力を見せつけたい方は必見です!
それでわ、また~♪