【アウトプット中心の学習法「5段階のトケル化!」

みなさん、こんにちは!スタッキーです。

頑張って勉強したのに点数が上がらない、そんな経験はありませんか?
点数が上がらないとモチベーションも下がりますし、挫折やスランプにも繋がります。

そこで今回は、アウトプット中心の学習法「5段階のトケル化」についてまとめました!

スタッキースタッキー

この記事は次のような人におすすめ!
・勉強したのにテストの点数があがらなくて困っている
・通っている塾でひとつ上のクラスに移れるようにしたい         
・自宅学習で何をやればいいのか道に迷ってしまっている
・定着していない分野の再学習に疲れ果てた


この記事を読んでいただくと、アウトプット中心の学習方法についてわかります。

テストの点を上げたい方は必見です!
それではどうぞ!

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勉強したのにテストで点数があがらないことはないですか?

わたしが試験会場でよく感じていたこと

みなさんは、
テストで「見たことがある問題なのにとけない」という経験をしたことはないですか

【スタッキー】勉強したのにテストで点数があがらないことはないですか?_わたしが試験会場でよく感じていたこと

この問題やったことあるな~までは覚えてるんだけど、いざ解こうとすると、
解き方がわからない。。

勉強をがんばって、しかも見た事のある問題だったのに解く事ができませんでした。

これは、私が試験会場で実際に感じていたことです。
この状態って結局、解ける(トケル)ようになってないってことなんですよね。

具体的に整理したトケルまでの段階

テストの点数をあげるとは、シンプルにトケナイ問題をトケルようにするってことですよね?
では、トケナイがトケルになるまでの段階にはどのようなステップがあるのでしょうか。

わたしの過去の経験にもとづいて整理するとこんな感じになります。

【スタッキー】勉強したのにテストで点数があがらないことはないですか?_具体的に整理したトケルまでの段階

なので、テストで「見たことがある問題が出ているのにとけない」というのは、
上の「②トケル気がする」で、トケル気がしていただけなんですね(笑)

スコアを上げるには、①→⑤を最短距離で進むことが重要じゃないかと考えました。

アウトプット中心の学習法「5段階のトケル化」を実践する

【スタッキー】アウトプット中心の学習法「5段階のトケル化」を実践する

①時間をはかってバツになる問題を特定する

まずは、スクリーニングのステップです。
やることは簡単です。問題集を小分けにしてテスト形式で問題にチャレンジします。

時間をはかって問題をといてすぐに「〇×」をつけます。
ココで重要なことは時間をはかることです。

たまに長い時間をかけるとトケル問題がありますが、それはもはや不正解といえます
なぜなら、実際の試験で無制限に時間が与えられることはないからです。

余計な悪習慣を身に着けないためにも、時間をきちんとはかりましょう。

②バツの問題について知識や解法を吸収する

ここは、唯一のインプットステップです。

「×」がついた問題に関して、 20分以内になぜ間違えたのかを明らかにします。

授業を受ける、解説動画を見る、問題解説を読む、個人指導を受ける、方法は問いません。
「〇」にするために必要な情報が追加されればよいです。

この作業も時間をかけて完璧にやろうとすると負担が増えて苦しくなります。
なので、なぜ間違えてどうすればトケルか説明できればOKくらいで終わりにしましょう。

この作業でもっともおススメなのは「問題解説を読む」です

必要な箇所だけ確認できるので、授業や解説動画よりも時間効率がよいです。
授業では不要な説明を聞かなければなりませんし、環境によっては気が散ります。

解説動画は授業より効果的に内容を確認できますが、それでも時間はかかります。

問題解説を読んで分からなかった場合に利用するくらいがベストでしょう。

個人指導はピンポイントで理解が進むため、非常に有効な手段です。
しかし、お金がかかる、解説を理解する力がつきにくいというデメリットがあります。

③本当にマルにできるようになったか確認する

ここは、クローズ判定のステップです。

「×」だった問題をもう一度テストしてみてトケルか確認します。
確認のテストは、1時間以内に実施するのが望ましいです。

ここで再度バツになった場合は②に戻り、知識や解法を吸収しなおします。
理解してマルにするまで、理論上は③→②のループが無限回発生します。

そして、学習が遅れていくのではないかと焦りがでてくるのもこのステップです
しかし、ココは親の真価がためされるところ、「心を鬼にしてがまん」しましょう(笑)

言葉で表現すると簡単ですが、実際にループを人手できっちり回すのは相当たいへんです。

しかし、このステップだけは、今のところ子どもに進めさせることができていません。

なぜなら、誤った理解のままで答えを合わせてしまっても、本人は気づきにくいからです。

とはいえ、子どもも同じ問題を何回もときたいとは思っていません。
わが家では最大でも4回程度のループで済んでいます。十分多いですがw

④マルにできる知識を脳に刻み込む

ここは、記憶定着のステップです。

1日以内にすべての問題に関して、記憶定着のループをまわしはじめます。
この定着メカニズムは「弱点の再学習という途方もないムダ」を防ぐ方法なので最重要です

そして、きっちりと対応していく必要があります。

しかし、定着度に応じて問題を解くタイミングを計らなければならず、
ヒトが対応できるようなシンプルなものではありません。わたしには絶対ムリ!

そこで、デジタルの力を借りて自動化されたメカニズムで対応しています。
簡単にふれると、忘却曲線に沿って問題を出題し「×」の問題は高頻度で回転するだけです。

このメカニズムについては、別の記事でくわしく紹介していく予定です!

⑤テストで確実にマルを作るための準備をする

最後に、引き出しのステップです。
ここでは、試験前に努力してきたことを一瞬で引き出せるようにします。

そのために使うのが「チートシート」です。
数分間ながめただけで、大量の情報を思い出せるようにするための鍵といえるでしょう。

そのため、自分の忘れやすい情報や忘れたら困る情報をまとめておきます。
そして、普段から部屋に貼って見慣れておくのです。

チートシートって何?どうやって使うの?という方は、
『ヒントを見て学習!チートシートを使った効果的な学習法』の記事を参考にしてください。

「5段階のトケル化」がもたらす3つのメリット

1週間の学習ではっきり点数が上がる

実際にやってみるとかなり問題がトケルようになっていきます。
1週間の結果は、算数なら「場合の数」などの特定の領域にすぎません。

それでも点数は確実にあがります。これが、大事です。
ヒトに「やればできる!」といわれても子どもは信じませんが、テストの点は違います

そして、1週間そこらの学習で謎の「オレ天才感」を持つようになります(笑)

【スタッキー】「5段階のトケル化」がもたらす3つのメリット_1週間の学習ではっきり点数が上がる

自分にも点数がとれると気づけば、自信がつき、学ぶことへのモチベーションが変化します。
ボーナスゲームへ突入です!

続けると学習スピードや回転率が上がる

最初は正答に至るまでのループ回数が多く、時間もかかるため焦ります。

しかし、続けていると解説を理解する力がつくようで、
正答になるまでの回数が減ったり、解説を読む時間が早くなったりしてきます。

そして、時間あたりの学習速度が上がり、1週間に処理できる分野が増えるようになります
こうなれば、もはや、狩られる側から狩る側に変わったも同然です

今までの「負債」を取り戻し、「先取り学習」をこなしましょう!

なんといっても再学習が圧倒的に減る

「5段階のトケル化」の各ステップは、学んだことを定期的にチェックし続けます。
そのため、やり直しや再学習にかかるコストを劇的に減らしてくれます。

これは、定期的に検診に行くことで病気を早期発見し、未然に防ぐのに似ていると思います。
みなさん、ご存知の通り、中学受験の範囲には、学校でならわないことが多分に含まれます。

そして、大人でも心が折れるくらい広く、問題のバリエーションも少なくありません。
そのため、学習した内容がこぼれ落ちていたら、いくら時間があっても足りないのです

【スタッキー】「5段階のトケル化」がもたらす3つのメリット_なんといっても再学習が圧倒的に減る

だからこそ、再学習を減らす「5段階のトケル化」を回し続けることが重要と考えています。
学習したことは一発で定着させて早く寝ましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、「5段階のトケル化」をご紹介しました。
焦りにたえなければなりませんが、テストの点数を上げるのにはとても有効な方法です。

「5段階のトケル化」を実行してテストの点数UP!
  • はじめは定着に時間がかかり遅れが不安になるが、心を鬼にして我慢する
  • バツの問題をマルにするループを実行することで1週間で効果が出てくる
  • 定着の学習ループを続けることで時間当たりの学習速度を高めることができる
  • 点数が上がることで子どもの自信とモチベーションUPにつながる

試験会場で、「見たことがある問題が出ているのにとけない!」となるのは最悪の気分です。
それを避ける方法があるのなら、試してみる価値があるのではないでしょうか。

塾から要求される自宅学習も似たようなモノになり、決して楽ではないと思います。
そして、これを負担と感じるお母さんやお父さんも多いと思います。

ということで、今後はこの負担を軽減する実験や取り組みを紹介していきたいと思います!